監督プロフィール

監督 ウラジーミル・コット Vladimir Kott

1973年2月22日、ロシア/モスクワ生まれ。
『ブレスト要塞大攻防戦』(10)、第27回東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞受賞作品『草原の実験』(14)のアレクサンドル・コット監督は、双子の弟である。ロシア国立舞台芸術大学 演出学科を卒業後、1996年~2000年までは主に舞台監督として活躍。アレクサンドルが監督した『Two Drivers』(02/未)で助監督を務め、映画に関わり始める。2004年、シナリオ作家・映画監督養成上級コース(VKSR)修了。卒業制作にあたる『The Door』(短編)は国内外の映画祭で数々の賞を受賞した。 『Mukha』(08/未)で長編映画監督デビューを果たし、デビュー作でありながらナント・ロシア映画祭(09)で観客賞や第11回上海国際映画祭最優秀作品賞を受賞する快挙を成し遂げた。長編2作目の『Gromozeka』(11/未)では第40回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門にノミネートされ、コットバス映画祭で観客賞&監督賞するなど、国際的にも高く評価された。2014年に『The Lower Depths』(未)を発表し、2018年に『The Day Before』(未)をアレクサンドルと共同監督し、オンラインで公開するなど、精力的に活動している。